香芝市議会 > 2003-09-08 >
09月08日-01号

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  1. 香芝市議会 2003-09-08
    09月08日-01号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-27
    平成15年第5回 9月定例会          平成15年第5回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成15年9月8日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (17名)    1番 橋 本 元 秀 君          3番 西 浦 秋 男 君    4番 河 杉 博 之 君          5番 北 川 重 信 君    6番 芦 高 省 五 君          7番 竹 下 正 志 君    9番 黒 松 康 至 君          10番 中 川 廣 美 君    11番 長谷川   翠 君          13番 角 田 博 文 君    14番 藤 本 みや子 君          15番 萬 慶 芳 貞 君    16番 清 水 一 雄 君          17番 高 谷   廣 君    18番 田 中 信 好 君          19番 田 中   保 君    20番 長谷川 芳 治 君4 欠席議員  (1名)    12番 大 倉 勝 彦 君5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     先 山 昭 夫       助役     岡 田 紀 郎   収入役    奥 山 誠 次       教育長    山 田 勝 治   企画調整部長 大 村   弘       総務部長   梅 田 善 久   市民生活部長 吉 田   治       保健福祉部長 奥 野 喜 弘   都市整備部長 野 村 日出夫       産業建設部長 藤 田 榮 作   教育委員会事務局長            水道局長   吉 田 博 昭          山 田 順 久   監査委員   近 藤   洋6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                        議会事務局長 和 田 善 雄                          〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   議第35号 香芝市個人情報保護条例を制定することについて   議第36号 平成15年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について   議第37号 平成15年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第1号)について   議第38号 平成15年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)について   議第39号 公の施設の区域外設置に関する協議について   議第40号 水質改善下水道工事(03-補12-3)請負契約の締結について   認第1号 平成14年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について   認第2号 平成14年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について   認第3号 平成14年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について   認第4号 平成14年度香芝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について   認第5号 平成14年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   認第6号 平成14年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について   認第7号 平成14年度香芝市財産区財産特別会計歳入歳出決算の認定について   認第8号 平成14年度香芝市水道事業会計決算の認定について   同第7号 香芝市公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   同第8号 香芝市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて   諮第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて   諮第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて8 議長は、会議録署名議員に次の者を指名した。    17番 高 谷   廣 君          18番 田 中 信 好 君    1番 橋 本 元 秀 君          3番 西 浦 秋 男 君                              開会 午前10時50分 ○議長(田中保君) おはようございます。 平成15年第5回の定例市議会が招集されまして、議員各位には大変お忙しい中、ご出席をいただきましてありがとうございます。本議会は一般会計並びに特別会計の決算等々の審査をいたすわけでございます。 なお、大倉議員が欠席でございますので、ご報告をさせていただきたい、このように思います。 ここで、去る8月11日の臨時議会におきまして、議会で同意いたしました監査委員並びに固定資産評価審査委員会の委員の紹介を受けたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎助役(岡田紀郎君) 失礼いたします。去る8月11日の臨時議会におきまして、ご同意をいただきました方々をご紹介させていただきます。 まず最初に、監査委員の近藤洋様でございます。 ◎監査委員(近藤洋君) ただいまご紹介いただきました近藤でございます。このたび、監査委員という大役を仰せつかりまして、身の引き締まる思いでございます。職務を全うしますように尽力するつもりでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◎助役(岡田紀郎君) 続きまして、固定資産評価審査委員の田野瀬博様でございます。 ◎固定資産評価審査委員会委員(田野瀬博君) 田野瀬でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君) 近藤さんあるいは田野瀬さんにおかれましては、大変ご多忙中にもかかわりませず、まげてご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。議会を代表して御礼を申し上げる次第でございます。今後とも香芝市の発展のために、より一層のご尽力を賜りますようよろしくお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。              (「どうもありがとうございました」との声あり) なお、近藤監査委員さんにおかれましては、本日はご苦労さまでございますが、本会議にご出席をいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 次に、全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より、それぞれ議長として表彰を承っています。萬慶芳貞君、大倉勝彦君、長谷川翠君、中川廣美君、黒松康至君、吉川政重君並びに私、田中保、以上7名が表彰状並びに感謝状を受賞されておりますので、その伝達式を行います。 なお、本市議会からそれぞれの表彰に対しまして、後ほど記念品をお贈りいたしたい、このように思いますのでよろしくお願いいたします。 被受賞者を事務局長から申し上げさせますので、よろしくお願いいたします。 ◎議会事務局長(和田善雄君) それでは、氏名を呼ばさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より、正・副議長の職4年以上として表彰状を、また、全国市議会議長会評議員として感謝状をお受けになられました萬慶芳貞議員、ご登壇よろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 萬慶芳貞殿 あなたは市議会正・副議長として4年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第79回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。  平成15年6月19日  全国市議会議長会会長 片山 尹 代読。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手) ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 萬慶芳貞殿 あなたは香芝市議会正・副議長として4年にわたり、市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります。よって、本会表彰規程により、特別表彰として記念品を贈り、これを表彰します。  平成15年8月5日  奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 吉田作治 代読です。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手) ○議長(田中保君)               感  謝  状  香芝市 萬慶芳貞殿 あなたは全国市議会議長会評議員として会務運営の重責にあたられ、本会の使命達成に尽くされた功績は誠に顕著なものがありますので、第79回定期総会にあたり、深甚な感謝の意を表します。  平成15年6月19日  全国市議会議長会会長 片山 尹 代読です。おめでとうございます。(議長より感謝状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ◎議会事務局長(和田善雄君) 次に、全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より、議員10年以上表彰として長谷川翠議員。ご登壇よろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 長谷川 翠殿 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので第79回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。  平成15年6月19日  全国市議会議長会会長 片山 尹 代読です。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手) ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 長谷川 翠殿 あなたは香芝市議会議員として10年の長きにわたり、市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります。よって、本会表彰規程により記念品を贈り、これを表彰します。  平成15年8月5日  奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 吉田作治 代読です。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ◎議会事務局長(和田善雄君) 続きまして、全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より議員10年以上表彰として、中川廣美議員、ご登壇よろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 中川廣美殿 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがございますので、第79回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。  平成15年6月19日  全国市議会議長会会長 片山 尹 代読です。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手) ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 中川廣美殿 以下、同文でございます。  奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 吉田作治 代読でございます。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ◎議会事務局長(和田善雄君) 続きまして、同じく全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より、議員10年以上表彰として黒松康至議員。ご登壇をよろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 黒松康至殿 以下、同文でございます。  全国市議会議長会会長 片山 尹 代読。おめでとうございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手) ○議長(田中保君)               表  彰  状  香芝市 黒松康至殿 以下、同文でございます。(議長より表彰状伝達)   (拍  手)          ────────────────────
    ◎議会事務局長(和田善雄君) 次に、奈良県市議会議長会より、議員20年以上表彰として田中保議長。よろしくお願いいたします。副議長、ご登壇お願いします。 ○副議長(長谷川翠君)               表  彰  状  香芝市 田中 保殿 あなたは香芝市議会議員として20年の長きにわたり、市政の発展に尽くされた功績は誠に顕著であります。よって、本会表彰規程により特別表彰として記念品を贈り、これを表彰します。  平成15年8月5日  奈良県市議会議長会会長 大和郡山市議会議長 吉田作治 代読。おめでとうございます。(副議長より表彰状伝達)   (拍  手)          ──────────────────── ○議長(田中保君) なお、報告でございますが、全国市議会議長会及び県市議会議長会より、議員10年以上表彰として大倉議員が表彰状を受賞されておりますが、本日大倉議員は欠席でございますので、受賞の報告をさせていただきます。 また、全国市議会議長会及び奈良県市議会議長会より、同じく議員10年以上表彰として吉川政重君が表彰を受賞されておりますが、本日所用のために欠席の連絡をいただいておりますので、受賞の報告をさせていただきます。 以上で表彰の伝達を終わります。 続きまして、先山市長より招集のあいさつを受けます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) 皆さんおはようございます。 ことしの夏は、前半は10年ぶりの冷夏でございましたが、8月のお盆過ぎましてから帳じりを合わすかのように、大変残暑が厳しくなっておりまして、9月に入りましても、厳しい暑さが続いております。議員各位におかれましては、くれぐれも健康にご自愛をいただきたいと存じます。 こうした中、平成15年9月第5回定例市議会を招集させていただきましたところ、議員各位には殊のほか大変お忙しい中でございますけれども、ご出席を賜りましてまことにありがとうございます。 なおまた、ただいま表彰伝達を受けられました議員の皆さん方におかれましては、今日までの議員活動に対し、高い評価をお受けになりまして、表彰を受けられたわけでございます。今後におきましても、議員活動はもちろんでございますが、市政の推進に対しましてもより一層のお力添え、ご指導、ご鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきたいと思います。まことにおめでとうございました。 さて、9月の定例議会は、決算議会とも言われておりまして、私どもの執行の成果を問われるものでございます。また、次年度への取り組みの基礎となる最も重要な議会であると深く認識をいたしておるところでもあるわけでございます。とりわけ14年度と申しますのは、13年の市制10周年を一つのステップといたしまして、さらなる飛躍発展を目指しました新生香芝の大いなるチャレンジの年度でもあったわけでございます。ご承知のように、我が国の社会経済の長期の低迷によりまして、市の財政事情も大変厳しい中でもございましたが、21世紀の基礎づくりのために魅力あるまちづくりの方向性を展望しつつ、計画からさらに実行へと、行政の各分野におきまして全力を傾注して取り組んでまいったところでございます。 しかし、我々地方自治体を取り巻きます環境というのは、以前に増しまして大変厳しい状況が予想されておりますが、限られた財源の中で創意工夫し、自分たちのまちは自分たちでつくるんだという強い意識を肝に銘じながら、後世の人々に誇れるようなすばらしい香芝、そしてまた魅力のあるまちの実現に向けまして積極的に取り組んでまいったところでございます。どうか議員の皆さん方には、従前に増しましての一層のご指導とまたご支援、ご協力をお願いを申し上げる次第でございます。 なお、本定例会には、人事案件、平成14年度の各会計の決算認定、条例の制定また15年度の補正予算、請負契約などの18議案につきまして、19日間の長期にわたりましてご審議をお願いするわけでございますが、慎重にご審議をいただきまして、原案可決認定あるいはご同意、ご承認を賜りますようにお願いを申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとそしてお願いの言葉といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより第5回定例香芝市議会を開会いたします。 ただちに本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(田中保君) 署名議員でございますが、議長より指名させていただいて異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) ご異議ないようでございますので、17番高谷廣君、18番田中信好君、1番橋本元秀君、3名にお願いいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告) ○議長(田中保君) 続きまして、本定例会の会期及び日程を議題といたします。 議会運営委員会で会期及び日程についてご審議を願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 清水一雄議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(清水一雄君) おはようございます。 先ほど運営委員会を持ちました。そこで取り決められました日程についてご報告申し上げます。 日程といたしましては、1番、会議録署名議員の指名、2番、会期・議事日程の決定(議会運営委員長報告)、3、議長諸報告、4、スポーツ公園建設特別委員長報告、5、都市計画特別委員長報告、6、市長行政報告。なお、休憩中に決算特別委員の選考をお願いしたいと思います。それから、8番、議案の一括上程、9、同第7号、10番、同第8号、11番、諮第1号、12番、諮第2号、13番、提案理由説明、14、監査委員の監査結果報告、15、総括質疑、16、委員会付託ということでございます。それで散会ということでございますが、そこで、付託委員会でございますが、議案の付託でございますが、後ほど議長から諮られますと思いますが、運営委員長として一応の決めたことを報告申し上げておきます。 総務文教委員会には、議第35号香芝市個人情報保護条例を制定することについて、議第38号平成15年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)について、認第6号平成14年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認第7号平成14年度香芝市財産区財産特別会計歳入決算の認定について、以上を総務文教委員会に付託ということでございます。 次に、民生水道委員会に付託する議案を申し上げます。議第36号平成15年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、議第37号平成15年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、認第2号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第3号平成14年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認第4号平成14年度香芝市介護保険特別会計歳入決算の認定について、認第8号平成14年度香芝市水道事業会計決算の認定についてを民生水道委員会にそれぞれ付託するということでございます。 続きまして、建設経済委員会に付託する議案を述べます。議第39号公の施設の区域外設置に関する協議について、議第40号水質改善下水道工事(03-補12-3)請負契約の締結について、認第5号平成14年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを建設経済委員会に付託いたします。 続きまして、本年度の総仕上げといたしまして、決算特別委員会に付託されます議案といたしましては、認第1号平成14年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定についてを決算特別委員会に付託することになっております。後ほど議長からお諮りありますが、皆さんのご同意をお願いしておきます。 以上をもって議会運営委員会の結果報告を終わりたいと思います。 なお、特別委員会の構成で、決算特別委員が8名、総務文教2名、民生水道3名、建設経済3名、これは原則といたしまして、なお会派の人数に合わせて調整をされることは自由といたします。 以上、報告終わります。 ○議長(田中保君) ただいま清水議会運営委員長から詳しくご報告をいただきました。報告に対して質疑を受けます。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑ないようでございます。質疑を打ち切ります。 お諮りします。 ただいま運営委員長から報告がございましたとおり、本定例会の会期は本日8日から26日までの19日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) ありがとうございます。異議ないようでございますので、議会運営委員長報告どおり、本定例会の会期は本日の9月8日から9月26日までの19日間と決します。 続きまして、本日の日程でございますが、お手元の配布の議事日程のとおりで異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 異議ないようでございます。お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 議長諸報告 ○議長(田中保君) 諸般の報告を議長からいたします。 監査及び現金出納検査の結果報告が来ておりますので、その写しをお手元まで配布いたしておきましたからご了承願います。 また、平成14年度の香芝市土地開発公社及び財団法人香芝市文化振興財団の経営状況の説明書の提出がございましたので、議員諸公のお手元まで配布いたしましたから、ご了承賜りたいと思います。 次に、議員の派遣についてでございますが、香芝市議会会議規則第161条第1項ただし書きの規定によりまして、6月19日開催の全国市議会議長会総会並びに6月20日開催の全国市議会議員共済会総会並びに8月5日開催の奈良県市議会議長会に副議長の長谷川翠議員を派遣いたしましたので、報告をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 スポーツ公園建設特別委員長報告 ○議長(田中保君) それでは、日程に従いまして、スポーツ公園建設特別委員長から報告を求められています。委員長報告を受けたいと思います。 橋本元秀スポーツ公園建設特別委員長、ご登壇を願います。 ◆スポーツ公園建設特別委員長(橋本元秀君) 皆さんおはようございます。 それでは、ただいまより去る平成15年8月25日に開催をされましたスポーツ公園建設特別委員会の報告をさせていただきたいと思います。 当委員会は、去る8月25日にスポーツ公園建設についてを案件として開会いたしましたということで、まず前回の委員会開催以降の主な取り組みについて理事者より報告を受けました。それによりますと、1点目は事業認可手続で、当初の認可区域約13.5ヘクタールについては7月8日付で奈良県告示が行われ、認可手続が完了したとのことであります。 2点目は、地元地権者関係への接触状況ですが、6月に地元周辺自治会である志都美地区の各自治会長に対して、事業認可手続等の進捗状況についての説明会を開催した。続いて、6月から7月にかけて、地元平野在住の地権者に対する事業説明会、また他の地権者には戸別訪問等の方法で接触をしてきた。特に地権者への接触時には、今年度から実施予定の用地一筆測量についての周知と協力の依頼をしてきたとのことであります。 なお、地元平野では、スポーツ公園建設に向けた対策委員会的な組織の立ち上げに向けた動きがあり、これらができ上がると、今後の地元協議等はここを一つの窓口として接触することとなり、より効率的に推進していけると考えているとのことであります。 3点目は、今年度事業である基本設計及び用地測量業務についてで、まず基本設計業務については6月26日付で株式会社阪神コンサルタンツ奈良本店に対して、3,076万5,000円で委託業務契約を行ったとのことで、業務期間は平成16年3月25日までとのことです。なお、業務内容としては、1つ目が現計画である基本計画の把握、問題点の抽出等。2つ目が諸施設の規模及び整備水準の検討や土量、造成計画、防災計画の検討等、3つ目が基本設計図の作成等、4つ目が概算工事費の算出、5つ目が基本設計説明書の作成等といった業務内容であります。 続いて、用地測量業務については、8月11日付で第一測量設計所と3,244万5,000円で委託業務契約を行ったとのことで、業務期間は平成16年3月25日までとのことです。なお、この業務は15年度と16年度の2カ年で実施予定であり、今年度の測量面積は17ヘクタールほどを計画しているとのことです。 以上の報告に対して、委員から、地権者の数はどれくらいか、また買収に対する自信について質され、理事者から、地権者数は約90名、160筆である。用地買収については、計画当時から地元地権者と何回となく接触を行ってきており、地元地権者には非常によい感触を得てきているとの答弁がありました。 委員から、地権者の中で買収に応じる上での要望等はあるのか質され、理事者から、個々には平野川の改修、スポーツ公園との接道関係など地域道路の整備などの要望があった。今後は、地元の対策委員会が設立されると、ここを窓口として正式に要望をいただくとの答弁がありました。 委員から、接道や都市計画道路の今後の計画について質され、理事者から、現在は畑・分川線の測量業務に入っているが、事業期間も要するという懸案事項もあり、引き続いて尼寺・関屋線の工事着手についても県との協議を行い、できれば両サイドから一体整備ができればと考えている。 また、地域との接道関係では、平野川の改修にあわせて、堤防敷に何メートルかの道を整備し、あるいは既設道路の整備も含めて検討してほしいということであるとの答弁に対して、委員から、国の厳しい予算の中で、このような道路整備を行うことについてどうかと質され、理事者から、畑・分川線については、今年度は地方特定財源を1億円いただいており、現況測量等は現在終わり、部分的に詳細設計に入っている。 また、168号線の慢性的な渋滞の解消のため、尼寺・関屋線からも事業化を行っていく方向で、現在国、県と調整を行っているとの答弁がありました。 委員から、スポーツ公園と総合公園はどう違うのか。また、総合公園は現在どのようになっているのか質され、理事者から、総合公園とスポーツ公園はいずれも都市公園であるが、総合公園とはおおむね10ヘクタール以上のもの、スポーツ公園とは15ヘクタール以上のものを称して言っている。現在総合公園では、プールを供用している。また、約11ヘクタールの計画決定がされているが、その中の地番の混乱地域についても、ほぼ地番界の整理もできてきた。総合公園の事業化については、現在スポーツ公園の早期着工に取り組んでおり、総合公園については次の段階で整備を行う。ただ、同じような機能の施設が必要であるのか、十分意見を聞きながら考える必要がある。 また、この地域にはどんづる峯があり、これを市としても観光的、文化的資源として活用する必要がある。県指定の天然記念物であるどんづる峯の県による整備とともに、隣接する総合公園とを一体的に整備促進を図ることが、香芝市の将来的な一つの課題と考えているとの答弁がありました。これに対して委員から、現在スポーツ公園を進めているが、将来に総合公園のような問題が起こらないとも限らないので、総合公園について整理をしていき、スポーツ公園について生かせるようにという意見がありました。 委員から、用地測量業務については、全体区域で設計予定をしているのか質され、理事者から、今回の用地測量については、当初の認可区域である13.5ヘクタールにかかる用地測量を行うとの答弁に対して、委員から、2期に分けて工事を行う場合、高さの調整はうまくいくのか質され、理事者から、切土、盛土の土量バランスについては、現時点では多少土が足らない見立てをしている。土量バランス等については工事の認可区域を分割したことで効率のよい進め方を行うよう今回の基本設計業務の中で、造成計画として今後進めていくとの答弁がありました。 以上でスポーツ公園建設特別委員会の審査内容についての報告は終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願い申し上げます。 終わります。 ○議長(田中保君) ご苦労さまでした。 ただいまのスポーツ公園特別委員長の報告に対しまして質疑を受けます。 藤本みや子君。 ◆14番(藤本みや子君) スポーツ公園で、前にも150億円を香芝の財源も厳しい状況の中で、縮小の方向にしていくと言っておられましたけれども、その点はどのようになっているのかお伺いいたします。 また、道路も新しく畑・分川線とか、尼寺・関屋線の計画を考えているんですけれども、財政的にも非常に厳しい状況が出てくると思われますので、その点についても現在ある道路を改善、改修して整備して利用するという方向は論議されたのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(田中保君) 橋本委員長。 ◆スポーツ公園建設特別委員長(橋本元秀君) 失礼します。ただいまの質問なんですけれども、直接今回の委員会では縮小の規模等については、討議はされておりません。 それと、接道関係について現在の道路状況を考えてということであります。もちろん重要なことだと思いますけれども、同じく今回の委員会では基本的な当初の道路を利用して工事を進めていくという論議以外にはなかったということで、報告しておきます。 ○議長(田中保君) もうそれで委員長報告、納得していただきたいと思います。 質疑打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 都市計画特別委員長報告 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従いまして、都市計画特別委員長から報告を求めます。 西浦秋男委員長、ご登壇をお願いします。 ◆都市計画特別委員長(西浦秋男君) おはようございます。 ただいま議長のお許しをいただきましたので、都市計画特別委員会の審査の経過と内容について、委員会を代表してご報告申し上げます。 当委員会は、去る8月26日に都市計画についてを案件として、全員出席のもと、開会いたしまして、都市計画決定等の手続の進捗状況と今後の予定について、参考資料に基づき理事者から報告を求めました。 それによりますと、まず、大和都市計画道路の車線明記については、7月7日香芝市都市計画審議会において審議され、奈良県決定の路線、香芝市決定の路線ともども承認をされた。そして、7月11日付で奈良県決定路線については意見のない旨を県に報告し、また香芝市決定路線についても、同日県に同意申請を行った。県においては、7月16日に奈良県都市計画審議会を開催し、了承を得ており、今後8月末ごろ県決定路線については国土交通大臣の同意、また香芝市決定路線については奈良県の同意を受け、9月中旬ごろ一斉に決定告示を行う予定である。 次に、市街化調整区域における容積率等の指定については、県が各市町村の原案を取りまとめ、県素案とし、6月3日、大和高田市の県広域地場産業振興センターにて公聴会を開催した。今後、9月26日から10月10日まで、案の公告、縦覧を行い、平成16年1月から2月の間に奈良県都市計画審議会を開催、3月から4月ごろに周知及び告示を行い、5月ごろに施行する予定である。 次に、以前より奈良県が策定に向けて作業を続けている奈良県都市計画区域マスタープランについては、今後9月16日に県が公聴会を開催し、12月ごろ案の縦覧及び市への意見聴取がなされ、本市においては県からの意見聴取を受けて、平成16年1月中に都市計画審議会を開催し、意見回答する予定である。その後、県において2月ごろ、奈良県都市計画審議会に付議し、国土交通大臣の同意を得た後、3月末ごろ決定告示を行う予定である。 最後に、大和都市計画生産緑地地区の変更については、7月7日香芝市都市計画審議会に付議し、承認された。その後、7月11日付で県に同意申請を行い、7月31日県の同意を受け、去る8月21日決定告示したということである。 これらの報告に対して委員から、市の総合計画やマスタープランについて質され、理事者から、総合計画は市の上位計画で、全体のまちづくりを決め、その中で都市計画の将来のまちづくりについてマスタープランを策定する。現在、県ではマスタープランを策定しているが、本市も平成15年、16年度にマスタープランを策定する計画である。現在業者選定の調整を行っているとの答弁がありました。 また、委員から、総合計画は10年スパンでしているが、社会経済情勢が変化した場合、マスタープランはどのようにするのかと質され、理事者から、総合計画においても定期的に見直しをしている。都市計画マスタープランも総合計画と整合性を持って策定していく。また、用途地域の見直しは、5年から7年で行われるが、その時点でも見直しをするとの答弁がありました。 また、委員から、JR五位堂新駅やスポーツ公園のアクセス等も含めて、財政状況の厳しい中で、マスタープランにどのように優先順位をつけていくのかと質され、理事者から、都市計画マスタープランに定める項目は10項目ある。まず1番目に都市づくりの理念、2番目都市計画の目標、3番、目指すべき都市像、4番、実現のための主要課題、5番、課題に対応した整備方針、6番、地域別市街地像、7番、実施されるべき施策の方向、8番、定めるべき都市計画の種類、9番、実施するべき都市計画事業の種類、10番、実施の時期である。市には、都市計画道路をはじめ、いろんな都市計画事業があり、総合的に考え、実施時期等を決めていくとの答弁がありました。 委員から、市街化調整区域の容積率の指定について、また県のマスタープランは市で見られるのかと質され、理事者から、市街化調整区域の容積率の指定は、県の事案で、県において縦覧している。また県の都市計画マスタープランは、本市でも備えているとの答弁がありました。 委員から、県の都市計画マスタープランは、香芝市民に配布しないのかと質され、理事者から、香芝市も少しは掲載しているが、奈良県全域のものでかなり資料の量が多いので、できれば都市計画課で見ていただきたいとの答弁がありました。 委員から、いつできるともわからない都市計画道路の作業をしているが、JR五位堂新駅が4月にできるようだが、付近の都市計画道路の進捗作業はどのようになっているのか。また、平成17年4月1日から里道の財産管理者が国から市に移行するが、どのような作業をされるのかと質され、理事者から、JR五位堂駅のアクセス道路の整備は、周辺に都市計画決定道路の香芝南廻り線があり、順次整備していくが、まずは五位堂、東良福寺、鎌田方面に既設道路があり、それを利用していただき、現在JRの西側に位置します市道につきまして板池周辺の道路整備もあわせて整備を行う予定であるとの答弁がありました。 しかしながら、都市計画事業の手続は行っておらないとの答弁に対し、委員より、4月から駅の供用開始が始まるのに、何の手続もしないで、できるかできないかもわからないスポーツ公園のところをわいわい言って手続している、それは納得できないとの強い反発があり、理事者から、確かに都市計画道路の整備の必要性については、十分認識している。しかしながら、JR五位堂駅については昭和20年来からの地元の請願域であり、市においてもこのことは十分認識しており、JRの民営化に伴い、今回JR五位堂駅として開設する運びとなった。その間、各地区自治会より、道路整備については何回となく話し合い、要望を受けてまいったわけであるが、まず直接関係する五位堂地域より都市計画道路の必要性を強く求められてきたが、とりあえずは五位堂の信号場を駅として昇格することの目的を一本に絞り、今日までJRと折衝を進めてきた。とりあえずは既設周辺道路の利用を関係自治会にもお願いをし、特に狭隘な部分については整備を進めることにより交通緩和を図り、一定の期間をもって年次的に市としても努力して進めてまいるとのことで、一応のご理解をいただいているものと認識しているとの答弁がありました。 委員より、駅ができることがわかりながら、都市計画事業香芝南廻り線の手続を進めていないのはおかしいではないか。当然、今日までにいつごろ完成するとの予定があって当然の事業ではないのかと質され、理事者より、都市計画事業香芝南廻り線の計画はあるが、それとは別に駅に進入する道路の計画を現在進めているとの答弁に対し、委員より、国の財政事情、本市の厳しい財政事情の中、100億円以上もかけて計画しているスポーツ公園に投資するんだったら、もっと身近な人口流入に合わせた道路づくりを進めるべきである。特に本市は奈良県10市から見ても、道路事情が一番悪い。もっと現実感のある事業をしていただかないと、議員としてもついていけないとの意見があり、理事者から、ご指摘のとおりであり、生活道路も含めて進めてまいるとの答弁がありました。 また、里道と水路の譲与について、その調査は、平成13年、14年度に行った。そして、平成15年度に案の作成をして、県に平成16年3月までに譲与の申請を行い、平成16年10月に譲与を受ける。移行は平成17年4月であるとの答弁がありました。 また、委員から、私的な里道の取り込みがある場合、自治会や水利組合等の地元が認識していても、そのままにしておくのかと質され、理事者から、譲与を受ける分は台帳上であり、その後、不明確なものは現実として発生する問題であるとの答弁がありました。 委員から、用途地域の見直しについて質され、理事者から、平成13年5月に用途地域の見直しをしている。次回は平成20年の予定であるとの答弁がありました。 また、委員から、都市計画道路の見直しについて質され、理事者から、従来の幅員明記から車線明記に変える変更である。新規路線や延長等の変更はないとの答弁がありました。 また、委員から、社会経済情勢や財政状況に合わなくなった場合の見直しについて質され、理事者から、都市計画道路は、当初の決定からかなり年数が経過しており、今後見直しの必要性は認識しているが、具体的な案は持っていないとの答弁がありました。委員から、早急に見直しをしてもらいたいとの要望がありました。委員から、市街化調整区域の容積率の指定で、公聴会の状況について質され、理事者から、公聴会は大和高田市の地場産業振興センターで行われ、3名の意見陳述人があり、本市については1名あった。また、縦覧期間中の閲覧はなかったとの答弁がありました。 また、委員から、市街化調整区域の容積率の指定について、広報等で周知したかと質され、理事者から、近鉄住宅、青葉台、香楓苑等の地元自治会と協議をして案を作成し、広報にも掲載したとの答弁がありました。 委員から、街路整備の整備プログラムは、都市計画道路のみかと質され、理事者から、都市計画道路のみであるとの答弁がありました。 また、委員から、都市計画道路の見直しと優先順位について質され、理事者から、現在の都市計画道路27路線の見直しの必要性は認識している。今後、都市計画マスタープランを策定する中で検討していく。優先順位は、スポーツ公園のアクセス道路としての畑・分川線、尼寺・関屋線、次に五ヶ所・五位堂線、香芝南廻り線、穴虫・田尻線であるとの答弁がありました。 また、委員より、二上駅前の都市計画道路も途中で切れている。踏切付近も大変危険なところがあり、必要な生活道路部分を優先的に整備していただきたいとの要望がありました。 以上で都市計画特別委員会の審査の内容についての報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員各位の補足説明をよろしくお願いいたします。 終わります。 ○議長(田中保君) ただいまの委員長報告に対しまして質疑を受けます。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑ないようでございます。質疑を打ち切ります。 以上で特別委員長報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程6 市長行政報告 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従い、市長の行政報告を受けます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) さきの6月定例市議会から3カ月が経過いたしましたので、この間の主な事項についてご報告をいたします。 まず、企画調整関係でございますが、初めに防災対策についてであります。7月6日に旭ヶ丘小学校におきまして市民防災訓練を実施いたしました。平成11年度に下田小学校で初めて開始いたしました市民防災訓練は、今回で9回目となり、本年11月予定の真美ヶ丘東小学校の実施により市内を一巡することになります。 また、9月1日には「防災の日」に合わせまして、生物化学テロ対策として高田警察署、香芝消防署、中和広域消防組合のご協力を得ながら、災害対策本部訓練を実施いたしました。本市に有害物質が送られてきたことを想定いたしまして、初期警戒、関係機関との連携・連絡、安全・迅速な活動体制の充実強化を図ったものであります。 また、同じく9月1日に大規模災害時に食糧、生活必需品などを迅速・的確に確保するために、香芝地域コンビニエンスストアー連絡協議会と大規模災害時における物資調達に関する協定書を締結いたしました。今後ともこれらの施策を通し、市民と行政の協働による災害に強い安全で安心して住むことのできるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、スポーツ公園事業についてであります。本年4月に都市計画決定された公園区域面積約23.7ヘクタールのうち、当初分として約13.5ヘクタールを7月8日付で事業認可をいただきました。つきましては、今年度より都市公園事業として着手することになり、まずは基本設計及び用地測量の委託業務を実施いたしております。今後、なお一層の努力を重ね、市民待望のスポーツ公園整備に向けて事業を進めていく所存でございます。 次に、総務関係でございますが、香芝市不当要求行為等への対策に関する要綱の制定についてであります。 近年、地方公共団体等の行政機関やその職員を対象に、違法あるいは不当な要求行為が一段と顕著になっております。このことから、職員が公務を執行する上で受ける不当要求行為等を未然に防止するとともに、不当要求に対して香芝市として統一的な対応、方針を定め、的確に処理することにより、市民の安全と職員の円滑かつ適正な執行を確保する目的で要綱を制定し、8月1日より施行いたしました。当要綱は、県下10市で初めてであり、不当要求行為等対策連絡会議及び委員会を組織し、行政対象暴力に対しては職員一丸となって対応していくことを内外に示すものでございます。 次に、市民生活関係でございます。 住民基本台帳ネットワークシステムの新しいサービスについてであります。IT社会の進展に対応し、住民負担の軽減、住民サービスの向上と行政事務の効率化を推進するため、昨年8月からスタートいたしました住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、本年8月25日から全国すべての市町村でも住民票の写しの交付を受けることができる住民票の広域交付や転入転出手続の簡素化とともに、住民基本台帳カードの交付など、便利なサービスを新たに提供できるようになりました。住民基本台帳ネットワークシステムにつきましては、個人情報を取り扱うことから、プライバシー保護の重要性を再認識し、慎重に事務を執り行ってまいりたいと考えております。 次に、8月3日に高山台グラウンドで市民がセアカゴケグモらしきクモ1匹を発見し、翌日葛城保健所が関係機関を通じまして調査したところ、セアカゴケグモであることが判明をいたしました。本市の対策といたしましては、各所属長に「セアカゴケグモ発見時の対策について」を文書で周知を図るとともに、特に保育所、幼稚園、小・中学校等の施設点検を実施し、同時に各自治会へも発見された場合の対処方法を回覧板でお願いをし、さらには広報紙への掲載により、市民への注意を喚起してきたところでございます。今後も引き続き、市民に対する啓発活動を実施してまいりたいと考えております。 次に、保健福祉関係でございますが、7月21日に第2回香芝市心身障害者ふれあい盆踊り大会を総合福祉センターで開催し、障害をお持ちの多くの方々とその家族が盆踊りを通じて地域住民と交流を深め、地域福祉の促進を図ることができました。 次に、改築中の旭ヶ丘学童保育所につきましては、9月末日の完成に向けて順調に工事が進んでおります。 次に、介護保険につきましては、本年度より第2期介護保険事業計画に基づき、事業を実施しておりますが、7月に介護保険料納入通知書を送付させていただき、新しい保険料で順調にスタートいたしました。今後、高齢者一人一人の必要に応じたきめ細かいサービスを適正・効率的に提供していくとともに、介護予防事業につきましても、さらに深めてまいりたいと考えております。 次に、都市整備関係でございますが、県施行であります奈良西幹線北今市地区につきましては、本年5月14日に地元説明会を行い、まず、すがる川から北へ北今市の墓地に通じる市道までの9軒の家屋につきまして、用地測量や家屋調査を終えまして、現在個別に用地交渉に入り、順調に進捗をいたしております。今後におきましても、県、市一丸となりまして、中和幹線とあわせ、早期完成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 次に、磯壁・新在家線事業の橋梁架設工事につきましては、近鉄南大阪線上の3径間が完了し、東側の4径間を残すのみとなりました。今後は、側道橋の橋脚工事や良福寺交差点から延長約500メートルの区間の舗装工事を中心に進めてまいります。 次に、五位堂駅前北第二土地区画整理事業につきましては、今年度工事を発注したところであり、今後も事業推進に向け、積極的に取り組む所存でございます。 次に、公共下水道事業につきましては、上中地区の公共下水道整備とあわせ、上牧町の南上牧処理分区の公共下水を受け入れるに当たり、公の施設の区域外設置に関する協議につきまして本議会に提案をさせていただいております。 また、鎌田地区における工事延長560メートルにわたる公共下水道管の敷設工事については、指名競争入札により村本建設株式会社と仮契約を締結し、本議会に提案させていただいております。あわせて、2議案についてよろしくお願い申し上げます。 次に、産業建設関係でございますが、JR五位堂新駅設置に伴いまして、駅の利便性を高めるために、駅前広場やアクセス道路の整備を進めております。このたび地権者の合意を得まして、整備予定地の買収が完了いたしました。平成16年春の開業に向けまして、順調に進捗を見せているところでございます。 次に、集中豪雨による被害の解消については、昨年度においてながれ川のバイパスとしてシールド工法により埋設管を施工いたしました。今年度は、シールド管を埋設しておりますながれ川の上流で河川改修を計画しており、現在測量設計に着手をいたしております。 次に、県施工の葛下川改修事業につきましては、現在29件の住居移転の契約を完了されました。市といたしましても、積極的に取り組んでおります。 次に、市が行う道路新設改良や河川改修につきましては、計画的に実施をし、快適な生活環境と秩序あるまちづくりに努めております。 最後に、教育関係でございます。 学校教育の現場におきまして、大きな問題となっております不登校児童・生徒の実態が先月文部科学省より発表されました。平成14年度中の不登校児童・生徒数は小・中学生の総数が前年と比べまして、調査が始められて初めて減少になりました。ただ、本市の不登校の児童数は、平成13年度比で、中学校ではやや増加して30人に1人、小学校では減少して281人に1人となっております。このため、中学校にスクールカウンセラーや心の相談員を配置し、悩みを持つ児童・生徒への対応を行っているところでございます。 また、青少年センターにおきましては、不登校生の適応指導教室や教育相談を実施をしており、さらに本年度からは国の補助事業を受けまして、不登校児童・生徒の家庭を訪問し、よりきめの細かな個別指導を行う訪問教育相談としてハートフレンド事業を実施し、引きこもりや悩みを持つ児童・生徒に対し、心の支援を進めてまいりたいと考えております。 次に、7月と8月の青少年の非行問題に取り組む強調月間の一環として、本年度も7月25日に市内の関係機関や関係団体の協力を得ながら、第7回目の防犯パトロール隊を結成し、啓発活動を行ってまいりました。今後も市民ぐるみの活動を積極的に取り入れ、青少年の非行防止に努めてまいりたいと考えております。 なお、旭ヶ丘小学校の増築工事につきましては、児童数の増加に伴う教室不足の解消を図るため、現在増築工事に着手をいたしており、工事も予定どおり順調に進んでいるところでございます。 次に、来年度開校を目指しております(仮称)私立智辯学園の建設用地で、文化財の発掘調査を進めておりますが、これまでサヌカイト原石の採取跡やサヌカイトの半製品などが多数出土いたしております。このため、現場の一般公開を今月13日に行う予定をいたしております。 終わりに当たりまして、新たな課題が次々に生まれる今日、引き続き財源確保に努めつつ、最少の経費で最大の効果を上げられるように創意工夫し、職員ともども気を引き締めまして市政運営に取り組んでまいる所存でございます。議員各位におかれましては、今後とも香芝のまちづくりのためにお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げまして、行政報告といたします。 ありがとうございました。 ○議長(田中保君) ここで休憩に入りますけれども、先ほど清水運営委員長から、議長からまた報告があると、こういうことでございました。休憩中に決算特別委員会、これの委員の互選をお願いいたしたい、このように思います。選任の方法でございますが、運営委員長が報告された原則として一人でも多く入っていただきますように、よろしくお願いをするものでございます。昼食後、委員互選のため、委員会室にお集まりをいただきますようお願いを申し上げまして、暫時休憩をいたします。              午後0時02分 休憩              午後1時36分 再開 ○議長(田中保君) 休憩を閉じて再開いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程7 決算特別委員会委員選任 ○議長(田中保君) それでは、日程に従いまして、決算特別委員会の委員の選任を行います。 休憩中に互選していただいておりますので、事務局から報告をいたさせます。その前に高谷議員が離席をされますので、署名議員の追加を議長から報告してよろしゅうございますか。選任してよろしゅうございますか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) それでは、3番西浦秋男君を署名議員に追加いたします。 それでは、事務局長から報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 決算特別委員会委員清水一雄、委員角田博文、委員田中信好、委員高谷廣、委員藤本みや子、委員黒松康至、委員竹下正志、委員河杉博之、以上でございます。 ○議長(田中保君) 決算特別委員会の委員の選任につきまして、ただいま局長から報告いたさせましたとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) それでは、報告どおり選任することに決します。 なお、休憩中に決算特別委員会の委員長並びに副委員長を互選していただいておりますので、事務局長から報告をいたさせます。 事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 決算特別委員会委員長清水一雄、副委員長角田博文、以上でございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程8 議案一括上程 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従いまして、議案の一括上程をいたします。 事務局から議案の目次朗読をいたさせます。 和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 議第35号香芝市個人情報保護条例を制定することについて、議第36号平成15年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)について、議第37号平成15年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、議第38号平成15年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)について、議第39号公の施設の区域外設置に関する協議について、議第40号水質改善下水道工事(03-補12-3)の請負契約の締結について、認第1号平成14年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定について、認第2号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第3号平成14年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認第4号平成14年度香芝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認第5号平成14年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認第6号平成14年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、認第7号平成14年度香芝市財産区財産特別会計歳入歳出決算の認定について、認第8号平成14年度香芝市水道事業会計決算の認定について、同第7号香芝市公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、同第8号香芝市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 以上でございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程9 同第7号 ○議長(田中保君) 続いて、日程に従いまして、同第7号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をいたさせます。 事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 同第7号香芝市公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて。 平成15年9月30日付で任期満了予定の香芝市公平委員会の委員の選任について、次の者を本市公平委員会の委員に選任したいので、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第9条第2項の規定により議会の同意を求める。平成15年9月8日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市平野36番地の1、氏名、吉村完治、生年月日、昭和21年9月18日。 以上でございます。 ○議長(田中保君) それでは、理事者から提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案になりました同第7号香芝市公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについての提案理由の説明を申し上げます。 本案は、香芝市公平委員会委員の吉田道央氏が本年9月30日付をもって任期満了により退任されるため、後任として吉村完治氏を本市公平委員会の委員に選任したいので、地方公務員法第9条第2項の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。 本人は、人格、識見ともに高く、公平委員会の委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご同意賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田中保君) それでは、ただいまの説明に対しまして質疑をお受けいたしたいと思いますが、人事案件でございますので、十分ご配慮の上、よろしく質疑の方をお願いいたしたいと思います。 質疑受けます。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑ないようでございます。質疑を打ち切ります。 お諮りします。 本案について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) ご異議ないようでございます。同第7号につきましては、原案のとおり同意することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程10 同第8号 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従い、同第8号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をいたさせます。 局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 同第8号香芝市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて。 平成15年9月30日付で任期満了予定の香芝市教育委員会の委員の任命について、次の者を本市教育委員会の委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第4条第1項の規定により議会の同意を求める。平成15年9月8日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市鎌田483番地の56。氏名、中谷彪。生年月日、昭和18年8月7日。 以上でございます。 ○議長(田中保君) 理事者から提案理由説明を受けます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案になりました同第8号香芝市教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、香芝市教育委員会委員の杉田博氏が本年9月30日付をもって任期満了により退任されるため、後任として中谷彪氏を本市教育委員会の委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。 なお、本人は人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する方でございます。慎重ご審議の上、原案にご同意賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田中保君) ただいまの説明に対しまして質疑を受けます。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑ないようでございます。質疑を打ち切りいたします。 お諮りします。 本案につきまして、簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) ありがとうございます。ご異議ないようでございますので、同第8号につきましては、原案のとおり同意することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程11 諮第1号 △日程12 諮第2号 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従いましてお諮りをいたします。議長からお諮りをいたします。 諮第1号及び諮第2号、この1号、2号について一括議題と、このようにしたいと思いますが、よろしゅうございますか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) ありがとうございます。異議ないようでございます。 諮第1号及び諮第2号を一括議題とすることに決します。 それでは、事務局から議案の朗読をいたさせます。 和田事務局長。 ◎議会事務局長(和田善雄君) 諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成15年9月8日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市逢坂六丁目843番地。氏名、吉田宗丘。生年月日、昭和14年1月21日。 次に、諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて。 次の者を人権擁護委員に推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定により議会の意見を求める。平成15年9月8日提出、香芝市長先山昭夫。 住所、香芝市穴虫1084番地。氏名、清水浩也。生年月日、昭和12年7月6日。 以上でございます。 ○議長(田中保君) それでは、理事者から提案理由説明を求めます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) ただいま提案になりました諮第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 本案は、人権擁護委員の吉田宗丘氏が平成15年11月30日付で任期満了となるため、引き続き吉田宗丘氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 本人は、人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方でございます。慎重ご審議の上、原案にご同意賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、諮第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由の説明をあわせて行います。 本案は、人権擁護委員の中野玲子氏が平成15年11月30日付で任期満了となるため、新たに清水浩也氏を推薦いたしたく提案するものでございます。 本人は、人格、識見高く、人権擁護委員にふさわしい方でございます。どうか慎重ご審議の上、原案にご同意、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(田中保君) ただいまの説明に対しまして質疑を受けます。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑なしと認めます。質疑を打ち切ります。 お諮りします。 諮第1号について簡易採決により原案のとおり決することに異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 異議ないようでございます。諮第1号については、原案のとおり承認することに決します。 続きまして、お諮りいたします。 諮第2号について簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 異議なしと認めます。諮第2号につきましては、原案のとおり承認することに決します。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程13 提案理由説明 ○議長(田中保君) 日程に従いまして、理事者から提出議案の提案理由説明を求めます。 市長。 ◎市長(先山昭夫君) 提案いたしております各議案につきまして、提案理由の説明を申し上げてまいりたいと思います。 まず、議第35号香芝市個人情報保護条例を制定することについてでございます。 本案は、最近のコンピューターによる情報処理の発達等に伴いまして、個人情報の保護が重要な課題となってきたこと、また個人情報保護法が制定されまして、地方公共団体の責務も明らかにされたことから、本条例を制定するものであります。 本条例は、行政が取り扱う個人情報の保護を目的とし、具体的には個人情報ファイル簿を作成し、一般の閲覧に供すること等によって、市民からの開示、訂正及び利用停止請求権及びその手続を明確化するとともに、行政側としては利用目的の特定、本人取得の原則、正確性及び安全性の確保、提供先の制限等、厳格な取り扱いを定めております。 また、委託先業者から個人情報の漏洩が生じるケースも多いことから、実施機関の職員のみならず、委託先業者に対する両罰規定を定めております。 なお、附則におきましては、香芝市情報公開条例を改正し、不服申し立てに対する審査会を香芝市情報公開・個人情報保護審査会に改めるものでございます。本条例は、平成16年4月1日から施行するものであります。 次に、議第36号平成15年度香芝市老人保健特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,512万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億8,012万6,000円とするものでございます。 補正の内容は、歳出におきましては平成14年度老人医療給付費の確定に伴う、医療交付金等の精算によりまして、支払基金交付金、国庫負担金及び県負担金の返還が必要となりましたので、諸支出金の償還金2,512万6,000円の補正をお願いするものでございます。 また、歳入におきましては、歳出補正に伴います財源として繰越金2,448万8,000円、雑入で63万8,000円の増額する補正をお願いするものでございます。 次に、議第37号平成15年度香芝市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,513万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ18億9,413万5,000円とするものでございます。 主な補正の内容は、歳出につきましては、平成14年度介護保険給付費の確定に伴います国庫負担金、支払基金交付金前年度不足分の基金積立金2,553万1,000円、また県負担金精算による返還が必要となりましたので、諸支出金の返還金960万4,000円の補正をお願いするものでございます。 また、歳入につきましては、歳出の補正に伴います財源といたしまして、国庫負担金558万4,000円、支払基金交付金1,994万7,000円、繰越金960万4,000円の補正をお願いするものでございます。 次に、議第38号平成15年度香芝市財産区財産特別会計補正予算(第1号)でございますが、本案は歳入歳出それぞれ5,090万9,000円を補正し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6,190万9,000円とするものでございます。内容は、市が実施するJR五位堂駅新駅周辺整備事業用地であります。五位堂財産区の財産、五位堂五丁目18の1、同所18の2のそれぞれ一部を処分することに伴う処分金を収入及び支出するものであります。 次に、議第39号公の施設の区域外設置に関する協議についてでございます。本案は、上中地域の公共下水道整備とあわせまして、地形上、上流地域であります上牧町の南上牧処理区分の公共下水道を受け入れるために、香芝市公共下水道上中第1汚水管線を整備するに当たりまして、香芝市と上牧町との公共下水道管渠設置に関する協定書案により、地方自治法第244条の3第1項及び第2項にかかわる事柄ほかを協議するものでございまして、同条第3項の規定によりまして、当該協議事項について議会の議決を求めるものでございます。 次に、議第40号水質改善下水道工事請負契約の締結でございますが、本案は水質改善下水道工事につきまして、9社による指名競争入札の結果、落札者である村本建設株式会社奈良本店取締役副社長本店長板谷俊和氏と契約金額2億223万円で工事請負契約を締結するために、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。なお、工期は議決後から平成16年3月31日までといたします。 次に、認第1号平成14年度香芝市一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市一般会計の歳入総額は、218億7,584万1,000円、歳出総額は215億2,700万4,000円で、歳入歳出差し引き額は3億4,883万7,000円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源は、1億1,430万2,000円でございまして、実質収支額につきましては2億3,453万5,000円でございます。執行率は歳入で96.7%、歳出で95.1%でございます。 平成14年度の主な事業といたしましては、児童扶養手当の認定、それの支給事業、ブックスタート事業、保育所・学童保育所非常通報装置整備事業、二上学童保育所改築事業、市営住宅新設事業、市道新設改良事業、五位堂駅前北第二土地区画整理事業、中和幹線をはじめとした都市計画街路事業、小・中学校、幼稚園非常通報装置整備事業、グラウンド夜間照明整備事業、総合プール駐車場整備事業、香芝中学校大規模改造事業などがございます。 また、基金につきましては、財政調整基金外4基金に1億1,480万円の積み立てをいたしましたが、事業資金として4億2,330万円の取り崩しを行っており、平成14年度末で14億9,037万3,000円となっております。 次に、認第2号平成14年度香芝市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市国民健康保険特別会計の歳入総額は、41億2,163万円、歳出総額は41億2,018万1,000円で、歳入歳出差し引き額は144万9,000円でございます。実質収支額は、歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で99.5%、歳出で99.4%でございます。なお、平成14年度末の当該基金残高は、2億714万5,000円となっております。 次に、認第3号平成14年度香芝市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。平成14年度香芝市老人保健特別会計の歳入総額は、41億4,620万1,000円、歳出総額は41億2,071万2,000円で、歳入歳出差し引き額は2,548万9,000円でございます。実質収支額は、歳入歳出差し引き額と同額であり、執行率は歳入で99.1%、歳出で98.5%でございます。 次に、認第4号平成14年度香芝市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市介護保険特別会計の歳入総額は、15億6,629万円でございまして、歳出総額は15億512万円、歳入歳出差し引き額は6,117万円で、実質収支額は、歳入歳出差し引き額と同額でございます。執行率は歳入で99.4%、歳出で95.5%でございます。基金につきましては、603万5,000円の積み立てをいたしましたが、一方、事業資金として8,725万2,000円の取り崩しを行いました。 次に、認第5号平成14年度香芝市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市下水道事業特別会計の歳入総額は、28億9,052万4,000円でございまして、歳出総額は28億6,700万2,000円でございます。歳入歳出差し引き額は2,352万2,000円でございます。そのうち翌年度に繰り越すべき財源は、1,050万2,000円で、実質収支額は1,302万円でございます。執行率といたしまして、歳入で96.2%、歳出で95.4%になっております。下水道事業の状況につきましては、平成14年度末におきまして事業認可区域は943ヘクタールでございます。また、供用開始面積につきましては、15.98ヘクタール拡張いたしまして、現在では524.53ヘクタールとなっております。なお、当該年度末におきます普及率は44.9%でございます。 次に、認第6号平成14年度香芝市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市土地取得特別会計の歳入総額は、5億2,274万7,000円でございまして、歳出総額は4億6,492万6,000円、歳入歳出差し引き額は5,782万1,000円でございます。実質収支額は、歳入歳出差し引き額と同額でございまして、執行率は歳入で100%、歳出で88.9%になっております。 次に、認第7号平成14年度香芝市財産区財産特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。 平成14年度香芝市財産区財産特別会計の歳入歳出総額は、同額の1,394万5,000円で、執行率は歳入歳出合わせまして97.9%でございます。 次に、認第8号平成14年度香芝市水道事業会計決算の認定でございます。 平成14年度の主な内容は、収益的収入総額は18億6,069万950円で、対前年度比では6.7%の減収となっております。減収の主な原因は、前年度に固定資産税の売却があったこととあわせまして、給水分担金の減と渇水による水道料金の減によるものでございます。一方、支出総額におきましては、18億9,900万5,178円でございまして、執行率は99.2%でございます。前年度比は、金額で0.7%の減となっております。この主な原因といたしましては、受水費の減少と減価償却費の減収によるものでございます。この結果、収支におきましては、3,831万4,228円の損失となっております。 また、決算額そのものには、消費税を含んでおりますので、消費税を除いた損益計算書における当該年度純損失は、4,293万359円となっております。 次に、資本的収入でございますが、収入総額は1億9,291万800円でございまして、対前年度比15.4%の減収となっております。この主な原因といたしましては、分担金にかかる施設分担金の減収によるものでございます。また、支出総額は、2億8,878万2,893円でございまして、執行率といたしまして91.9%でございます。前年度と比較いたしますと、金額で11.6%の減となっております。この主な原因といたしましては、受水施設費及び企業債償還金の減額によるものでございます。資本的収支における9,587万2,093円の不足額につきましては、減債積立金さらには当該年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度の損益勘定留保資金、過年度損益勘定の留保資金で補てんをいたしてまいりたいと考えております。 以上、決算、補正予算、条例の制定、請負契約の締結など14件の議案でございます。何とぞ慎重ご審議いただきまして、原案可決あるいは認定賜りますようにお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。どうもありがとうございました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程14 監査委員の監査結果報告 ○議長(田中保君) 続きまして、日程に従い、監査委員から平成14年度監査結果の報告を受けます。 近藤監査委員、ご登壇を願います。 ◎監査委員(近藤洋君) それでは、平成14年度香芝市一般会計、各特別会計並びに水道事業会計の決算審査を終えましたので、その結果につきましてご報告いたします。 なお、この審査は、監査委員2名の合議の結果でございます。審査の概要及び意見につきましては、お手元に配布しております意見書のとおりでございます。 審査の対象は、香芝市一般会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、下水道事業特別会計、土地取得特別会計、財産区財産特別会計の各歳入歳出決算、財産に関する調書、資金運用状況報告書及び水道事業会計でございます。 審査の方法は、各会計の決算書及び附属書類並びに基金運用状況報告書を関係諸帳簿と調査、照合を行い、計数の正確性、予算の執行状況、前年度対比等について検討し、あわせて必要に応じ、関係職員から説明を聴取して実施いたしました。 各会計別の主だった決算概要について述べますと、一般会計につきましては、歳入総額218億7,584万1,000円、歳出総額215億2,700万4,000円で、歳入歳出差し引き額は3億4,883万7,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億1,430万2,000円を差し引いた実質収支額は、2億3,453万5,000円の黒字決算となっています。 性質別経費を前年度と比較すると、義務的経費の中で扶助費及び公債費が増となっており、これらの経費については今後とも増加するものと考えられますので、財政硬直化に留意される必要があります。 また、資金運用につきましては、年度途中に多額の一時借入金が必要となるなど、逼迫感を強めており、より一層効率的な資金運用に努められることを希望します。 歳入におきましては、市税等の自主財源におきまして、前年度に比べ1.2%の減となっています。 なお、主要財源であります市税収入におきまして、長期的な景気の低迷が続く中で、収入率が前年度と比較して上昇したことは、徴収事務の強化に努められた結果であると見られますが、デフレ経済の浸透により、滞納の増加が予想される中、自動振替納税の推進等収納率向上に一層努力されることを望みます。 また、不納欠損処分を行うに当たっては、最善の努力をなされているところですが、税負担の公平性並びに善良な納税者との均衡上からも、迅速な滞納処分等を望みます。 歳出におきましては、土木費で事故繰り越しが生じておりますが、諸般の事情からやむを得ないものと認められるものの、的確な事業計画と効率的な予算執行を行い、事業の年度内執行に向けて一層の努力を望みます。 なお、歳出予算の執行は、厳しい財政状況下にあって、各事務事業においては経費の節減を図り、効率性を考慮しつつ執行されたものと認められますが、財政関係指標や起債残高等を見ると、財政運営は厳しさを増す中、的確な利用計画のもとに、なお一層効率的な事業執行に努められる必要があると思われます。 次に、国民健康保険特別会計につきましては、単年度収支においては1億6,719万7,000円の赤字となっています。今後とも、国保財政は医療費の増嵩等により、極めて厳しい状況になるものと予想されますので、被保険者間の負担の公平と財源確保のため、収納率向上対策及び医療費適正化対策等の収支両面にわたる積極的な対策を立て、国保財政の健全運営に努められるよう望みます。 次に、介護保険特別会計につきましては、平成14年度以降において介護保険料に係る減額特例措置がなくなっていること等を踏まえますと、徴収率の向上につきましては非常に厳しい状況下にあると考えられるものであり、一層収支の健全化に努められるよう望みます。 次に、下水道事業特別会計につきましては、数年来の事業実施により、投資的経費は累増していることから、投資効率に基づいた整備促進と供用開始区域内における普及率向上に努められるよう望みます。 次に、財産区財産特別会計につきましては、その設置目的である財産区財産に係る処分、運用の収入、事業に係る支出が計上されていますが、財源となる実態としての財産の把握を早急に行う必要があると考えます。 結論といたしまして、審査に付された各会計の歳入歳出決算及び附属書類等は、関係諸法令の諸規定に準拠して作成されており、各会計帳簿及び証憑書類等と照合点検したところ、計数は正確であると認めました。 また、予算執行状況についてもおおむね適正であると認めました。当年度も厳しい財政状況の中で、各種の重点施策や事務事業の推進に収支の均衡を保持しながら、健全な財政運営に努力されているところでありますが、国の財政運営は極めて厳しい状況にあり、また我が国経済の現況も長いデフレ化で土地や株式等の資産価値の長期低落にあえいでいる現状です。そうした中、国の財政運営の基本方針は、交付税、補助金等の見直しが行われております。このような状況のもとで、自治体が住民の要請にこたえて、その機能を適切に果たしていくためには、徹底した行財政改革に取り組み、財政体質の健全化に努めつつ、地方分権を推進し、地方団体の創造性、自主性を高め、積極的な施策展開が可能となるよう財源の充実確保を図っていく必要があります。 本市の財政環境を見ますと、自主財源の根幹となる市税収入の伸びも、先行き期待できない状況にあります。一方、歳出面では、義務的経費の増加や都市機能の骨格となる基盤整備事業の推進など、財政需要は増大するものと思われます。ますます厳しくなる本市財政の現況を踏まえ、税収入の確保、受益者負担の適正化と財源確保に努める一方、各種施策の優先順位について選択を行い、限られた財産、財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹しながら、経済の動向に即応した機動的、弾力的運営に配慮し、節度ある財政運営を進め、住民福祉の増進に一層努力されることを望みます。 次に、水道事業会計の決算審査の結果についてご報告申し上げます。 審査の概要及び意見につきましては、お手元に配布しております意見書のとおりでございます。 収益的収支につきましては、税込みで事業収益18億6,069万1,000円に対し、事業費用は18億9,900万5,000円で、消費税等を差し引いた4,230万円が純損益となっています。これは異常渇水による給水制限等の実施、市民等の節水意識等の浸透、あわせて長引く不況の影響等による水需要の減少及び集合住宅、戸建住宅の新築が一段落したことによる給水分担金等の減少等により、純損失が生じた結果と言えます。 次に、資本的収支につきましては、税込みで資本的収入1億9,291万1,000円に対し、資本的支出は2億8,878万3,000円で、資本的収入額は資本的支出額に不足する9,587万2,000円は減債積立金3,857万3,000円、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額434万7,000円、当年度損益勘定留保資金998万3,000円、過年度損益勘定留保資金4,296万9,000円で補てんされています。 本年度の水道事業収支につきましては、事業収益の対前年度比が6.9%の減となり、事業費用の対前年度比は0.6%減少したものの、前年度に比べ1億2,083万4,000円の減収となっています。 結論といたしましては、審査に付された決算書及び附属書類はいずれも地方公営企業関係法令に準拠して策定されており、水道事業の経営成績及び財政状態は適正に表示され、その計数は正確であると認めました。しかしながら、すべてを県営水道に依存しており、基本的に給水原価が販売単価を上回る現状からは、発生差額が販売損失になっていることは否定できません。給水収益の確保のため、漏水防止等に努めることにより、有収率の向上を図るとともに、費用支出においては事務の電算化による職員数の精査や貯蔵品回転率の向上を図る等、より一層の合理化と経費節減に努め、地道で継続的な経営努力を推進されることを期待します。 水道事業は、市民生活の基盤をなす公益事業であります。将来にわたって安定的にその目的を達成していくため、経営環境の変化に適切に対処し、長期的視野に立った経営基盤の一層の強化を図ることが求められます。公営とはいえ、今後において販売損失が増加するようであれば、市民への説明責任を果たし、理解を求めながら、水道料金の見直しを検討される必要があると考えます。独立採算の基本原則に即した経営方針に立脚し、常に幅広い角度から経営分析の強化を図り、安定した財政基盤を堅持するため、さらなる経費の節減と事業の効率化を図られ、健全な企業経営に努められることを望みます。 以上をもって決算審査の報告といたします。ありがとうございました。 ○議長(田中保君) ただいま監査報告をいただきました。近藤監査委員さんにはありがとうございました。今後とも香芝市の健全な財政運営のために格段のご尽力をよろしくお願いいたしておきます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程15 総括質疑 ○議長(田中保君) それでは、日程に従いまして、これより総括質疑に入ります。 なお、各委員会に付託を予定いたしています。それらの議案につきましては、所属委員会の各議員の質疑はできるだけご遠慮を願いたいと思います。 それでは、総括質疑に入りますが、まず総務文教委員会に付託を予定していますそれぞれの議案、具体的には議第35号、議第38号、認第6号、認第7号について、まず総括質疑を受けます。 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) 議第38号五位堂板池の財産区財産処分なんですが、この処分は駅前広場になるところで、案外住宅地域で場所的にも大変いいところですね。それが坪単価9万円で処分されたと。ところが、磯壁・新在家線、あの山の上の方ですわね。価値のないようなところ、それが40万円で処分されてると。現況は旭ヶ丘の区画整理地区の売買の値段を見ても、30万円前後で取り引きされてるのに、こんなとんでもない値段で処分されてると。これ全く自治会格差を助長されるような感じのやり方であると。財産区総代会会長がいてたら、ここまでやるのかと言いたいので、これ十分委員会でどうしてこうなったか、調査研究してほしいと思う。 ○議長(田中保君) まず、答弁を受けます。どなたですか。梅田部長か。池の問題、財産やろ。 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) 私の方から、今の財産区の関係の補正予算につきましての面積及び単価につきまして、ちょっと詳細につきまして答弁をさせていただきたいと存ずるわけでございます。 面積につきましては、板池の一部ということで1,823.43平米、坪数に直しますと551.59坪という形でございまして、坪当たりの単価という形になりましたら、これ平均で9万2,293円というのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(田中保君) 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) 今、私聞いてるのは、さきに金額的なことは把握して質問させてもらってます。なぜそんな40万円と、とんでもない山の上の池、とんでもないところが40万円で、この住宅近郊の駅前広場になるような池が9万円かと、それを質しているわけですわ。その辺やっぱりちゃんと言うてほしいですよ。現況、市街化区域の五位堂の付近でも十五、六万円ぐらいで土地の売買がされてる状況ですのでね、何でこんなことになるのか。よろしくお願いします。 ○議長(田中保君) だれや、これ。決算委員会でまた具体的には審査はするけども、大体言うてはることについて、こういうような方向でやったという答弁だけはやっぱりしとかなあかん。 助役。 ◎助役(岡田紀郎君) 新池につきましては、磯壁・新在家線の事業計画を立てた時点、また五位堂駅前の板池につきましては、買収の時点、その時点において鑑定をとって定めた価格でございます。 ○議長(田中保君) 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) 以前、鑑定の問題で百条調査委員会開いて、そのときに鑑定士の言うには、依頼者側の値段で鑑定価格を出していくというのが今までのやり方ですわね。また、とんでもない値段も出てます。せやから、市が要望したからこの金額が出たんであって、要望しなければこの金額は出てないと思う。 それと、磯壁・新在家線の計画道路なんですが、計画されて12年に時点修正をされているわけですわ。時点修正をして、鑑定がついててこの価格ですわ。五位堂の板池なんか買収されたのは、ことしですけどもね、前もってわかってるはずですわ。それで、時点修正、1年間の下落、大体5%としても、こんなとんでもない値段にならないです。 それと、場所も全然違うわけでしょう。こっちはやっぱり住宅地域で案外有効に使える土地ですわ。山の上の土地みたいにどうもしゃあないですやろ。その池がね、40万円というのはとんでもない値段です。それを質してくれと言うわけです。 ○議長(田中保君) そういうことで、委員会でいろいろ議論すると。こういうことで答弁の方はよろしいですか。 ほかに。 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) 議第35号の香芝市個人情報保護条例でございますけれども、個人情報保護条例そのものについては評価できますけれども、個人情報の保護に関する法律でこの中で、大量の今個人情報が出ていますし、個人の権利、利益を保護することを目的としておりますけれども、第1条の個人の権利保護を市民の基本的人権を擁護することを目的とするというふうに、市民の人権を擁護すると。基本的人権を擁護するというふうな目的にかえることができないのかどうか、その点をお伺いいたします。 それから、この個人情報の保護条例にできてるんですけれども、この保護条例によって公的な部門への対策、個人の情報の公的な収集、保管、利用している部分が、今現在住基ネットによりましてされておりますけれども、個人の情報が漏洩するふうなおそれも出てきていると思うんですね。その中で、住民基本台帳ネットワークで情報の漏洩等発生した場合に、結合を切断すると。住基ネット結合を切断するというふうな条例をこの中に加える必要があるのではないかと思われます。 8月25日から住基ネットがカード化されましたけれども、各自治体でもなかなかできなくて、45自治体にとどまっております。そういうような中で、やはり香芝市としても、この住基ネットでの個人情報の漏洩の問題が出てくると思いますので、この条例の中にはその部分が抜けていると思いますので、そういうふうな条例を加えていただきたいと思いますけれども、その点についてどのようにお考えになっておられるのかお尋ねいたします。 ○議長(田中保君) 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) ただいまのご質問でございますが、まずこの1条の趣旨ということでございます。しかしながら、この条例につきましては、5月30日に国の方で制定されました個人情報保護法という形のものに基づいて条例化を定めたものでございまして、当然趣旨説明にありましたように、本条例につきましてはあくまでも個人の情報の保護またはそれの利用関係についての停止、訂正等につきまして法に基づいて、条例の中に定めるものについては定めていくということでございまして、市長の提案理由説明にもありましたように、本市の条例につきましては、それらの不正で漏洩したような場合また不正流出したような場合につきましては両罰規定という形のもので、職員または委託先の個人の人だけじゃなしに、会社関係等の罰則規定も盛り込んだ非常に厳しい内容になっておるわけでございます。 また、それとお尋ねの住基関係のことでございますが、これにつきましては、当然住民基本台帳法の改正住民基本台帳法または不正アクセス防止法ということが、当然これ別の状況で法律の中で定められておりまして、これらのものが当然運用するに当たりましては当然厳格に対応していくということでございますので、私の方の条例につきましては、これで十分その機能を果たしていくという形で自信を持っておるわけでございますので、ご理解のほどをよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(田中保君) 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) やはり市民の基本的な人権を擁護するっていうことは最も基本的に大事なことでありますので、第1条の中にこの市民の基本的人権を擁護するという内容をぜひ入れていただくことを、委員会でも審議していただきたいと思います。 それから、住基ネットも大きな社会問題にもなっておりますし、各自治体ネットを切断しているところもかなりございますので、香芝市としても、もし情報の漏洩等ありますと、即座に結合を切断できるような体制で、この個人情報の中に盛り込んでいただくことを委員会の中でご検討お願いしたいと思います。その点、よろしくお願いいたします。 それから、もう一つ。土地取得特別会計で、いつも磯壁・新在家線が売り払いの中に出てきてるんですけれども、當麻の磯壁・新在家線の方は進んでいるのかいないのか。香芝だけどんどんこれまで土地取得で買収して、そして一般会計で売り払いをしているというふうなことをなされているんですけれども、やはり當麻との歩調を合わせながらしないと、香芝だけ先行してもだめだと思うんですね。開通できないと思うし、お金のむだになりますしね。かなり香芝は、先ほども言われましたように高く買ってると思うんですよ。むだ遣いに入ると思うんですけれども、その点について當麻の状況と合わせてどのようになっておられるのかお伺いしたいのですけれど。 ○議長(田中保君) 答弁は、その3番目のことで結構ですね。 野村部長。 ◎都市整備部長(野村日出夫君) 磯壁・新在家線の件でございますが、當麻町側につきましても、當麻町との協議を現在行っておるわけでございまして、延長的には約90メーターでございますが、香芝市側につきましては16年度で完成する予定を行っております。ところが、行政の区域が違うわけでございまして、當麻町は當麻町の方で事業を行っていくというようにお話を聞いております。 以上でございます。 ○議長(田中保君) よろしいですか。 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) 今の答弁ですと、當麻町は當麻町の方でということなんですけれども、それが10年先になるかもわからなかったら、とても磯壁・新在家線に投入したお金はむだになるわけです。だから、その点についても今後委員会としても、きっちりご検討お願いしたいと思います。審議いただきたいと思います。 それから、もう一つね、財産区でございますけれども、下田財産区の管理費94万円使われているんですけれども、今池600万円とか、保健センターの駐車場が300万円とか、借り賃を払ってるわけなんですけれども、この値段はどういうふうに算定されて、600万円とか300万円とか決められたんでしょうか。その点、根拠をお願いしたいと思います。
    ○議長(田中保君) 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) ただいまの財産区の関係で、今池の関係のご質問だと思います。1つは今池の親水公園の部分、それから現在の保健センターの西側の駐車場として借地しておる部分についてでございます。これらにつきましては、当然今池等につきましては、事業着手段階として地元等につきまして協定を結んでおって、それらの見直しというようなことは、今後その協定の年限の関係で数年先に生じてまいるという形で、その時点で一応協議をしてまいりたいなと考えておるわけでございます。 ただ、他のそういう今おっしゃっていただきました保健センター等につきましては、現実に周辺等の地価または現在の借り入れの状況等の中で、私の方が現在つかんでおる単価からいきましたら、周辺等の確かに土地が迫まってる状況でございますが、市が借地しておる単価につきましては、周辺等の土地に比べてまだ安いという形で、現状の状態としてはまだ据え置いておるということで、今後、見直し等につきましては、所管も含めまして検討して、それらの単価等について必要な場合につきましては交渉してまいりたいと考えるわけでございます。 ○議長(田中保君) よろしいですね。 ほかに。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑ないようですから、質疑を打ち切ります。 続きまして、民生水道委員会に付託を予定しています議第36号、議第37号、認第2号、認第3号、認第4号、認第8号につきまして、総括質疑を受けます。 芦高議員。 ◆6番(芦高省五君) それでは、認第2号、認第4号、認第8号の3点について、簡単に聞いておきたいと。 国保にしてもあるいは介護保険にしても、水道にしても、人間が生きていく上において、どうしても欠かすことのできない大事なところだと、このように思うわけです。国保で言いますならば、いわゆる国保の収納率が悪いと。そのために職員さんが頑張っておると。それはよくわかるわけでありますけれども、なぜ収納率が悪いのかと。これは基本的に国保料そのものが高くて、払いたくても払えないと。この人が圧倒的であるというふうに今思うわけです。だから、赤字でもありませんし、基金もあるようですから、1世帯当たり1万円ぐらい引き下げれば、収納率そのものも大きくアップすると、このように思うわけです。そうしていけば、年々ふえてきておりますいわゆる短期保険証の発行そのものも減ってくるのではないかと、このように思います。言いましたように、払いたくても払えない人がたくさんいると。だから、国保料そのものを基本的には引き下げるべきというふうに考えるわけでありますけれども、その辺のところについていかがか。よろしくお願いします。 認第4号の介護保険であります。介護保険については、予算を組む段階から多目に組んでおられると。とり過ぎていると、このように思うわけです。とり過ぎた分を返して基本的に介護保険そのものを安くすべきであると、このように思うわけでありますけれども、その辺のところも簡単で結構ですから、答弁をよろしくお願いしたいと。 水道であります。ご存じのように、川上村の大滝ダムで、ダムに水が張ったために、いわゆる近所の道路や家が土塀等がひび割れし、住民が仮設住宅で難儀な生活をされておると。このことについて、国会あたりでも取り上げられたようでありますねんけれども、こういうダムに水が張ってないという状態が続けば、香芝市の水道としてその辺の影響はどのようになってくるのかと、その辺のところについてよろしくお願いしたいと、このように思います。 ○議長(田中保君) それぞれ答弁を受けます。 吉田部長。 ◎市民生活部長(吉田治君) それでは私の方から、国保料の料率に対しまして、払いたくとも払えないというような形の中で、基金を取り崩してまでそうしたものの料率を下げるべきではないかというご質問だったと思うわけでございますけれども、基金というものの制度につきましては、当然予期せぬ事態におきましての取り崩しという性質のものでございまして、事務そうしたもの、料率の軽減に対しまして流用することは、国のそうした指導に基づいてできないことになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(田中保君) 水道局長。 ◎水道局長(吉田博昭君) 大滝ダムが使えないというときに、香芝市の影響ということでございますけれども、この大滝ダムができるまでに、その上流の大迫ダム並びに津風呂ダム、この2つのダムから県水は受水しておったわけでございまして、これも天候のかげん次第によりまして渇水になるかならないかというふうなことは、今現在は見分けがつかないかなと、かように思うわけでございます。 ○議長(田中保君) 奥野部長。 ◎保健福祉部長(奥野喜弘君) ご質問の14年度決算におきまして、6,117万円の黒字ということで、保険料とり過ぎではないかというご質問だろうと思うわけでございますけども、この黒字につきましては歳入の中で、基金からの繰り入れということで、8,725万円が基金からの取り崩しということで入れておるわけでございまして、実質的な見ますと、14年度におきましては2,127万円の赤字ということになっておるわけでございますので、ひとつご理解賜りたいと思います。 ○議長(田中保君) 芦高議員、どうですか。 ◆6番(芦高省五君) 今、3点について答弁していただきましてんけれども、それぞれ民生水道委員会で十分討議していただいて、できるだけそういう私が言ってる方向でいけるようにも最大限の審議もしていただきたいということをここでお願いしておきたいと思います。 ○議長(田中保君) ほかに。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) なしと認めます。質疑を打ち切ります。 続きまして、建設経済委員会に付託を予定しています議第39号、議第40号、認第5号につきまして総括質疑を受けます。 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) 議第40号の水質改善工事の請負契約の締結でございますけれども、村本に2億223万円で落札されておりますけれども、これらの設計金額、また予定価格での落札率とどのようになっているのか、その点お伺いしたいことと、分離発注をどうしてしなかったのかということと、中小業者に分離発注すれば、中小業者の仕事をふやすことができますので、その点についてもお伺いいたします。 それから、入札改善で前にも言わせていただきましたように、最低制限比較価格をつくるようにとお願いしてたんですけれども、その点についてもどのようになっているのか、お伺いいたします。 それから、認第5号でございますけれども、14年度下水道事業会計決算でございますけれども、14年度の普及率はどのようになっているのか。そして、開発地域は供用開始されておりますけれども、旧村やミニ開発の地域の接続がおくれておりますけれども、どのようにこの点を普及されているのか、その点どのように14年度では努力されたのか、お伺いいたします。 それから、下水道の請負契約でございますけれども、下水道工事請負が17億5,183万円ございますけれども、この請負契約、平均どれぐらいであったのか、高いものではどれぐらいか、低いものではどれぐらいであったのか、その点お伺いいたします。 ○議長(田中保君) 野村部長。 ◎都市整備部長(野村日出夫君) 請負でございますが、設計金額2億1,028万4,550円でございます。請負率にいたしまして、96.17%でございまして、落札率は98.16%でございます。 分離発注にすることによりまして、やはり経費等の問題がございまして、分離が当初からできるものについては当初から分離をして行っていきたいと、このように考えております。 それから、認第5号の普及率についてでございますが、普及率につきましては46.3%、これは15年8月7日現在でございます。 それから、工事場所でございますが、やはり機運の高いところについて下水道工事を行っていきたい。それからまた、地元要望等も踏まえながら行っていきたいなあと、このように考えております。 それから、14年度の17億円に対します工事発注でございますが、平均の請負率といたしまして、91.65%でございまして、落札率にいたしまして94.58%でございます。 以上でございます。 ○議長(田中保君) 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) 第40号の請負契約にしても、設計金額の96%、落札予定価格の98%、高いものなんですけれども、やはりこれを低くするためには、先ほども言いましたように最低制限予定価格ですか、それを香芝としてもつくることをお願いしてたんですが、その点についてはどのようになったのかお伺いいたします。 ○議長(田中保君) 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) ただいまのご質問でございますが、最低制限価格につきましては、これについての形を設けることについては、プラス・マイナスがあるということで、業者選定委員会の中においても議論はしておるわけでございますが、現状の時点ではその辺を設けておらないというのが現実でございます。ただ、今おっしゃっていただきましたように、最低制限価格を設けたからいいまして、請負率が下がるとかいうこととは別の問題であろうという解釈をしておるわけでございます。 ○議長(田中保君) 藤本議員。 ◆14番(藤本みや子君) 奈良県でも、それをつくりまして下がったと言われてますし、やはり事例からいって下がる率が高いということと、それとまた、指名競争入札を条件つきの一般競争入札にすれば、さらに談合のおそれなども防げますしね、その点についても委員会できっちりご検討願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中保君) ほかに。 清水議員。 ◆16番(清水一雄君) 余り聞きたくないけど。請負の件ですけど、これ九十何パーというが、毎回毎回90切ったことないね、これ。これね、大体工事の材料の参考書みたいなものあるねんけど、そこに単価表が載って、それから何割引きていうのが工場出しの値段が請負師が皆知っとんのやね。せやから、何もこっちから最低価格、設計価格の最低価格出さんでも、向こうは設計屋がよう知っとるねん。せやから、もっと安うできると私は見てるわけや。我々でも大体の想像つくわけやね。それを九十何パーということは、あってはならないことやけども、談合の疑いもやっぱり懸念してもらわないかんということだけ私は申し上げておきたいと思います。 ○議長(田中保君) 答弁よろしいか。 ◆16番(清水一雄君) はい。 ○議長(田中保君) ほかに。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑を打ち切ります。 続きまして、決算特別委員会に付託を予定しています認第1号を議題とし、総括質疑をお受けします。 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) 消防団の県大会ですが、一審で奈良地裁で決まり、それをまた上告されて、ことし高裁で確定いたしまして、本人がそれを認めて賠償金を払われたと。その金額が30万4,103円ですか、それに5%の金利を乗せることになってるので、実際だれがいつ市にその金額を戻されたのか。原告、被告、市長と消防団長ですね。それ、認められて戻されたはずでしょう。いつ戻されたんか、ちょっと教えて。 ○議長(田中保君) 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) ただいまのご質問でございますが、私の取り違えかもわかりませんが、消防団の全国大会及び県大会の関連する公費負担等の関係かと存ずるわけでございますが、これらにつきましては全国大会につきましては、調査という形で、市長及び議員、団長等につきまして、公費負担等が可能なわけでございますが、その辺につきましては、ちょっと諸般の事情により今般は一応まだ手続的には入らせてもらってないという形で、私の方のお願いといたしましては、これを12月議会に公費負担及び補正予算についての議案をお願いしていきたいという予定はしておるわけでございますが、ちょっとこれはまだ確定しておりません。ただ、今おっしゃていただいてることは、その質問じゃないかなということで、ちょっと私がもし取り違えておりましたら、再度質問をいただきたいと存じます。 ○議長(田中保君) 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) 私聞いてるんは、県大会のことであって、全国大会のことは聞いてません。別裁判です。それと、これ高裁で確定して本人が認められたと。だから、当然賠償金を認められてるんですから、市に返還して当たり前ですやろ。それをいつ返されたんかて聞いてるんですよ。だれがね。それと、何か聞くところによると、所管課長が立てかえて、後、だれも払ってくれへんとかいうそんなうわさも飛んでるしね。事実、本当にだれが返されたのか、それを確認してるわけですよ。これは犯罪行為ですよ、不法行為ですよ。 ○議長(田中保君) 総務部長。 ◎総務部長(梅田善久君) ちょっと私の方で、返していただいた年月日につきましての資料関係は今手持ちに持ってないわけでございますが、これらにつきましては、県大会についての敗訴部分についてのものにつきましては、市長及び団長につきまして、もう既に返却はいただいております。 ○議長(田中保君) 中川議員。 ◆10番(中川廣美君) あのね、金額が幾らぐらいか知ってて当たり前の話でしょう。こんなんめったにないことですやろ。それをそんなんわからない言うのはおかしいです。それと、以前にも職員がお金を流用して、ほんで認めて返したけども、警察ざたになって懲戒免職を受けたという、処分されたんは市長ですわね。職員に対して。これ市長、不法行為でお金を使ってね、裁判所命令で返されて、これ政治的に何もなしで済ますんですか。隠して済ますいうのは、もってのほかですやろ。市民にどうわびるんですか、これ。大変なことですやん、これ。裁判所から確定して不法となっているんですよ、これ。これどう扱うんですか、この扱い。 ○議長(田中保君) 暫時このまま休憩します。              午後2時54分 休憩              午後3時10分 再開 ○議長(田中保君) それでは、休憩を閉じて再開いたします。 ほかにございませんか。 芦高議員。 ◆6番(芦高省五君) それでは、決算における歳出を中心として簡単に聞いておきたいと、このように思います。 今度の決算は、14年度決算を審議されるわけでありますけれども、13年度の決算でいうと、土木費が対前年度で3.5%減っておるんですわね。これに対して、民生費や衛生費、農林商工費、教育費等々は微増というのが平成13年度決算でした。ところが、今度のこの14年度決算の歳出部門の構成比でいうと、総務費、衛生費、教育費、これら肝心のところが前年比で減となっており、土木費が前年減の部分がそっくりふえるという13年度、14年度でのいわゆる逆転現象というのが起こっておるわけです。そういうことからいって、今度の14年度決算は、やはり公共事業が最優先している決算であるのではないかと、このように思います。国の借金が600兆円を優に超え、今、市でも三百数十億円ですか、の借金があるという状況。また、いわゆる長期にわたり不況が続き、非常に厳しい財政状況のもとでいわゆる借金が大きくなった、膨らんだ。この理由そのものについては、公共事業優先がそのような形になったのではないかと。だから、医療や福祉、教育にお金そのものを回すべきであるというふうに思うわけです。 私どもは、公共事業やめとけと、こんなん言うたこと、一回も今までありません。減らしながら、言いましたように、医療や福祉、教育等を優先する、そのような政治にしていくべきだと、方向転換をすべきではないかということを一貫して主張しておるところです。ご存じのように景気が依然として悪いと。平成17年度から、いわゆる消費税そのものが増税されると。当面15%、16%というふうな消費税になってきたら、国民や市民の懐を暖めるというふうな政治にしていかないと、大変なことになると。そういう意味から、今度のこの14年度決算委員会で開発優先じゃなしに、医療や福祉、教育に金を回す、そのような決算委員会で審議をよろしくお願いしたいと、このように思うわけです。だから、ここで答えてくれ、どうのこうのは結構ですから、そういうような方向でひとつよろしく審議をお願いしたいということです。 ○議長(田中保君) 答弁はよろしゅうございますか。 ◆6番(芦高省五君) はい。 ○議長(田中保君) 答弁は、なしです。 ほかに。              〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 質疑を打ち切ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程16 委員会付託 ○議長(田中保君) それでは、日程に従いまして、委員会付託を議長から行います。 議第35号、議第38号、認第6号、認第7号につきましては、総務文教委員会に、議第36号、議第37号、認第2号から認第4号、認第8号につきましては民生水道委員会に、議第39号、議第40号、認第5号につきましては建設経済委員会に、認第1号につきましては決算特別委員会にそれぞれ付託することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中保君) 異議ないようでございます。ただいま報告いたしましたそれぞれ各委員会に付託することに決します。 清水議員。 ◆議会運営委員長(清水一雄君) 念のために、一般質問の締め切り、もう一遍ちょっと言うとってください。 ○議長(田中保君) ちゃんと回りしてます、議長としては。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 なお、10日から12日までの3日間は、決算特別委員会、16日は総務文教委員会、17日には民生水道委員会、18日は建設経済委員会がそれぞれ日程になっています。 なお、議員諸公には各委員会の付託案件について慎重審議をいただきますようよろしくお願いを申し上げます。 また、24日、25日、この両日は一般質問が日程となっております。議員諸公の格段のご協力をお願いします。 最後に、先ほど清水運営委員長の方からお願いをいたしたいと思います。 運営委員長。 ◆議会運営委員長(清水一雄君) 議長からお願いしてもらったらいいねんけども、一般質問の締め切り、総務文教委員会の日の5時15分までに締め切りたいと思いますので、議員諸公、これお忘れなく。これ忘れたら、質問は打ち切りですから。その点、よろしく。 終わります。 ○議長(田中保君) ただいま一般質問の締め切りにつきまして、議会運営委員長の方からご報告がございました。総務文教委員会のその日の5時15分締め切りで、それぞれ一般質問でありますから、議員これ質問が独立しております。ご配慮をいただきまして、よろしくお願いいたしたいと思います。 それでは、本日はこれにて散会いたします。 大変ご苦労さまでした。                              閉議 午後3時17分...